地蔵盆

地域の子供たちの守り佛であるお地蔵さまに日々の感謝をし、
子供たちの無事な成長をお祈りする地蔵盆。

祠(ほこら)や道端などにお地蔵さまがお祀りされている奈良町では、
毎年7月23日に、各地区で地蔵盆が行われます。

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いつも見守ってくれているこちらのお地蔵さま。

当日は提灯の飾りつけやお供え物がなされ、
10時からは法要、夜には提灯が灯り、いつもとは異なる装いになります。

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夏休みを迎えた子供たちがお地蔵さまのもとに集まります。

奈良町では、ほとんどの町内にお地蔵さまがあり、
当日は、至るところでお社に祭り用の幕が張られ、祭壇が用意されます。

お地蔵様が身に付けている赤い前掛けも、この時に新しく付け替えされます。


他にも、
「伝香寺」の地蔵会では年に一度の特別開扉が行われ、
地蔵菩薩さまの着せ替えを拝観できます。

「西光院」の数珠繰りは、お地蔵さまの功徳を得るため、
参加された方で輪になり数珠を回し続けます。

「福地院」の地蔵盆は、院内に灯る灯明が落ち着いた雰囲気を生み出します。
夜店もあり、地域の子供たちで賑わいます。

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見上げるほどに大きいご本尊の地蔵菩薩さまも、
私たちを温かい眼差しで見守ってくれています。

「十輪院」は本堂の軒下につるす提灯の明かりの元、法要を行います。

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本堂の前に咲いている蓮が美しく、

境内は、まるで仏の世界を感じさせるかのような雰囲気があります。

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普段入ることのできない夜の寺院は、
どこか幻想的にも感じられ、心を落ち着かせてくれます。

京都が発祥という説があり、
主に関西地方でよく行われている地蔵盆。

奈良町でも、地域の人々によって、今も守り受け継がれています。

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